夏越大祓式 中止のお知らせ

一般の方々のご参列は取り止めて、神職、氏子総代のみにて祭典を行います。

毎年6月30日に開催される神事の『夏越大祓式』は、参拝者様の新型コロナウィルス感染拡大防止を考慮し一般の方々のご参列を取り止めることに致しました。

何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

例年ですと、7月1日に茅の輪は片づけておりましたが、本年は疫病退散を願いまして、当分の間、茅の輪を設置致します。皆様ご参拝の際にはおくぐりください。

茅の輪(ちのわ)の起源

神代の昔、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が南海の方へお出になる途中、あるところでお泊りになろうとして、土民の『蘇民将来(そみんしょうらい)』と『巨旦将来(こんたんしょうらい)』という兄弟に宿を求められた。

その時、裕福な弟の『巨旦将来』が宿の提供を拒んだのに対して、兄の『蘇民将来』は貧しい身ではあったが、尊」をお泊めし、粟柄で座を設け粟飯を饗してご待遭申し上げた。

その後、年を経て、尊は再び蘇民将来の家を訪れ、『もし、天下に悪疫が流行した際には、茅(ちがや)をもちて輪をつくり、これを腰に着けておれば免れるであろう』と教えられた。

この故事に基づき、蘇民将来と紙に書いて門口に貼れば災厄を免れる、という信仰が生まれ、祓の神事に茅の輪を設けてこれをくぐり越えるようになったのです。

 

 

茅の輪


1.拝殿に向かって左回りでくぐり抜ける。

2.拝殿に向かって右回りでくぐり抜ける

3.拝殿に向かって左回りでくぐり抜ける

4.拝殿に向かってまっすぐくぐり抜けて参拝ください。