節分祭

節分とは本来、季節を分ける(移り変わる)時期を意味します。つまり本来は立春、立夏、立秋、立冬の前日のことです。

 

現在、わが国に残る節分の行事は、古代中国より伝来したものです。当初は追儺(ついな)の式と呼ばれており、12月の晦日(みそか)に桃の木で作った弓と葦の矢で疫鬼を駆逐するものでした。これが室町時代以降変遷し、現在の行事に近い『豆打ち行事』となりました。

 

当神社では節分当日(2月3日)、追儺式並びに御火焚き祭りを執行いたします。これは、私達が色々な災禍から免れるよう目に見えぬ邪気を祓い、身を慎むと同時に常に清明な心を堅持し、和やかな家庭、平らかな社会生活を持てるよう祈念するものです。

16:00 節分祭

(於)本社殿

春日神社の神々に崇敬者の家内安全を祈念いたします。

 
16:30

 

追儺式       

(於)境内

桃弓と葦矢で疫鬼を駆遂します。

 
16:35 御火焚き祭り

(於)境内

当日までに納められた祈願木の邪気を祓い焼納することで、各人が清く明るい心で生活できるよう祈念します。